TOPへ

甲状腺機能異常

甲状腺機能異常

甲状腺は身体全体の代謝をコントロールしているので、代謝が適度でないと体調が悪くなります。
代謝が早すぎると、心拍も早すぎて心臓には常にマラソンをしているように負荷がかかるし、腸の動きも早すぎて常に下痢になります。筋肉の代謝も早すぎて、神経伝達がうまく行われないので手足に力が入らず震えてしまういうこともあります。そしてエネルギー消耗状態にあるためいくら食べても痩せます。
このまま放置しておくと、心不全や栄養失調になることもあります。
逆に甲状腺機能が低下すると代謝が遅すぎるので、水を飲んでも代謝されずに身体に残ってむくみます。
手足が浮腫んで顔も浮腫んで顔貌が変わるだけでなく胸腔にまで水が溜まって肺や心臓を圧迫して呼吸困難に陥ることもあります。
代謝が遅すぎるので、便秘になりますし、心拍も遅すぎて十分な酸素を送れませんので息苦しいです。
甲状腺機能亢進や低下の原因は様々ですが、いずれも治療で元々の状態まで回復できます。